Data Format
収集データについて
キーボード配列の最適化提案のためにタイピング計測時のキーストローク情報を記録し、タイピング終了後に任意でサーバへ結果を送信できます。
このページでは KeyLytix が収集するデータの種類と形式を説明します。
キーストロークごとに記録されるデータ
正しいキーを入力するたびに、以下のレコードが記録されます。
fromKey文字直前に入力したキー。キー遷移の「出発点」として使用されます。
toKey文字次に入力するキー。キー遷移の「到達点」として使用されます。
duration整数(ミリ秒)直前のキーを入力してから次のキーを入力するまでの時間。
typo文字(省略可)ミスタイプした最初のキー。正しいキーを入力する前に誤ったキーを押した場合のみ記録されます。ミスがない場合はこのフィールドは存在しません。
計測時に記録されるメタデータ
計測ごとに以下のメタデータが一緒に記録されます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 入力文 | タイプする文章・単語・文字列 |
| キーボード種別 | 計測に使用したキーボード種別 |
| キー配列 | 計測に使用したキー配列(QWERTY など) |
| 記録日時 | 計測が行われた日時 |
計測の仕組み
タイムスタンプの取得: キーを押した瞬間のタイムスタンプをブラウザ標準APIで取得します。これにより、ミリ秒単位の精度で入力間隔を計測できます。
記録のタイミング: 計測対象は正しいキーを入力した瞬間のみです。ミスタイプ中の連打は最初の1文字のみ typo フィールドへ記録し、2文字目以降のミスタイプは記録されません。
送信のタイミング: データはリアルタイムに送信されるのではなく、最後にまとめてサーバへ送信されます。
計測時に収集しないデータ
各遷移での最初のミスタイプキーと入力文以外の、入力キー情報
ブラウザやOSに関する個人情報
記録データの例
"session" という入力文に対して以下の順でキーを押した場合の記録例です。
入力シーケンス
s計測開始→e→s→s→o→u無視→i→o→n
正しいキー入力ミスタイプ(最初の1回・typo に記録)2回目以降のミスタイプ(無視)
| serialId | fromKey | toKey | duration (ms) | typo |
|---|---|---|---|---|
| 0 | s | e | 120 | — |
| 1 | e | s | 95 | — |
| 2 | s | s | 88 | — |
| 3 | s | i | 312 | o |
| 4 | i | o | 143 | — |
| 5 | o | n | 110 | — |
- ・最初の "s" は計測の起点となりますが、直前のキーが存在しないためレコードは生成されません。
- ・serialId 3 の toKey は入力文の正しい文字 "i" で、typo には最初のミスタイプ "o" が記録されています。2回目のミスタイプ "u" は無視されます。
- ・duration はミスタイプ中の時間も含む、直前の正しいキー入力からの経過時間です。